hiensou1111’s blog

自由きままに日常や実体験を綴る 

18歳 初めての反抗期

1.縛られ続けた幼少期 

 

 私は18になるまでまともに親に反抗したことはありませんでした。

 

父は厳格で頑固な性格で、自分の意見を曲げようとしません。

 

不満をぶつけても、受け入れることなく頭ごなしに叱られるだけなので、

ずっとだまっていました。

 

小さい頃からそんな環境だったので、子どもは子どもで生き抜くすべを

身につけます。

 

私は親に対しても本音を言わず建前で話すようになりました。

 

親の言うことをきく「素直で良い子」を演じ続けました。

 

特別意識したのではなく、防衛本能のようなものなのでしょう。

 

とにかく父が怖くて仕方がなかったのです。

 

納得したふりして、流して、適応しました。

 

2.正面衝突 

 

 当然そんな我慢はいつか爆発します。

 

私は息苦しい家庭環境を破壊しようと、行動し始めました。

 

私は大学に入学してすぐに通えなくなり、休学手続きも間に合わなかったので、

実質不登校でした。

 

親はそのことについては比較的寛容で、何も言わずにいてくれました。

 

 しかし、私が夜中に出かけるのは納得がいかないらしい。

 

夜中に出かけるといっても、私としては一人だと孤独だから居場所を

探しているだけでした。

 

私はレズビアンで、同じ仲間と交流したいと思っていました。

 

なので、夕方頃から開店するレズビアンバーに行っていたのです。

 

私にとってそこは大切な居場所で、かけがえのない時間でした。

 

その居場所を門限によって脅かそうとしてきたので、

私は激しく反発しました。

 

別に危ないことをしているわけではないし、

夜中といっても日付を超えているわけではない。

 

お願いだから自由にさせてよ!

 

 その後、私は家出や無断外泊を繰り返しました。

 

もちろんその度に怒られましたが無視し続けました。

 

父はついに、「学校行くまで門限9時、社会人なるまで外泊禁止

と言い捨てました。

 

その言葉を聞いて落胆しました。

 

自由を求めて思い切って行動を起こしたのに、

さらに厳しくされたら意味がない。

 

そんなことをされたらもっと逃げたくなるに決まってる。

 

 確かに、親の言い分も理解できる部分はあります。

 

 

・・・ 多額の学費をドブに捨てて、挙句の果てには夜遊びばかりしている。

    大学に再び通う様子も見せない。

    いったい何をしているんだうちの娘は ・・・

 

 しかし、私にも言い分はあります。

 

今回対立したきっかけは主に門限だけど、私はずっと不満を抱え込んでいた。

常に親の顔色をうかがって、細心の注意をはらって生活していた。

ずっと窮屈で生きづらかった。

夜遊び夜遊びっていうけど、何想像してんだよ、

いたって健全だわ気持ち悪い

いつまで子どもを自分の腕の中に収めておきたいんだよ。

そろそろ過干渉の自覚持てや毒親が。

物事をお前の価値観で全部図ろうとすんじゃねえ

家庭内における自分の過去の言動少しは振り返ってみれば?

 

心の中にしまっていたわだかまりを初めて口にした瞬間でした。

 

どこまでいっても平行線なんですよね。

 

 7月下旬、何度目かの家出で、親戚の家に1週間以上泊まりました。

 

そして、1週間くらい前に実家に帰ったのですが、

父とは全く顔を合わせていません。

 

大学や進路に関しても私なりに思っていることはあるんですけど、

今は何話しても受け入れてくれる気がしないので、話せません。

 

考え方や価値観が全く違うので、分かり合える日はこないのかもしれません。

 

お互いに意地張って大人げないのは分かっています。

 

でも、私は私で自分の信じる道を歩きたい。

 

冷戦状態はまだまだ続きそうですが、負けません。